[資料 No.19]

文献解説表

標題

シャンピニオンエキス配合新開発「緑茶」の口臭に対する効果(ヒト・ダブルブラインド試験)


著者

株式会社リコム 研究室


掲載

社内資料


要旨

試験ボランティア男女13名を対象に、シャンピニオンエキス配合(500mLあたり40mg配合)の新開発「緑茶」とコントロールとして市販品の緑茶(「商品O」茶と「商品M」茶)を用いて食後の口臭(メチルメルカプタン)に対する消臭効果を調べるため、ハリメーターを用いて摂取前後の口臭の測定を行った。その結果、シャンピニオンエキス配合緑茶は市販品の「商品O」茶および「商品M」茶に対して、タクワンの咀嚼、嚥下後の口臭を有意に低下させることが認められた。


目的

シャンピニオンエキス配合新開発「緑茶」の食後の口臭(メチルメルカプタン)に対する消臭効果を調べる。


具体的手法

ハリメーターで口臭の初期臭気濃度を測定後、タクワン2切を30秒間咀嚼し、その後嚥下する。シャンピニオンエキス配合緑茶、「商品O」茶及び「商品M」茶を口をすすぐように飲んだ後、ハリメーターで食後の臭気濃度を測定し、摂取後の口臭濃度を求め、消臭効果を検討する。


結果の要約

対象例数摂取量・期間結果
試験ボランティア
男女
13例
(1例当たり各商品につき3回測定:延べ117回)
1回の測定につきお茶50mLを3~4回に分けて摂取シャンピニオンエキス配合緑茶は市販品「商品O」茶及び「商品M」茶に対して、タクワンの咀嚼、嚥下後の口の中の口臭を有意に低下させることが認められた。

対象

試験ボランティア
男女

例数

13例
(1例当たり各商品につき3回測定:延べ117回)

摂取量・期間

1回の測定につきお茶50mLを3~4回に分けて摂取

結果

シャンピニオンエキス配合緑茶は市販品「商品O」茶及び「商品M」茶に対して、タクワンの咀嚼、嚥下後の口の中の口臭を有意に低下させることが認められた。


まとめ

シャンピニオンエキス配合緑茶は市販品「商品O」茶及び「商品M」茶に対して、タクワンの咀嚼、嚥下後の口の中の口臭を有意に低下させることが認められた。このことにより、シャンピニオンエキスを緑茶に配合することは、食後の口臭対策に有用であることが示唆された。